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咳と痰の関係について

咳の症状はおおざっぱに、痰(たん)のからまない乾いた咳と、痰のからんだ
湿った咳にわけることができます。咳と痰について、説明します。

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【咳と痰】

●咳(せき)

咳は、呼気や吸気の通り道である気道内の異物や分泌物を排除するための
生体の一種の防御反応で、肺内の空気が気道を通じて爆発的に出される現象です。

気道内にまちがって入った異物、ほこり、煙などの粒子状の異物や、痰による
機械的刺激、気道粘膜の炎症や過敏状態に加わる刺激(炎症性刺激)、化学物質
(硫酸、アンモニアなど)や刺激性ガスなどの化学的刺激によって起こります。

気道の圧迫や心因性の原因で咳が起こることもあります。
せきは意識的に出すこともできます。


●痰(たん)

痰は、気道の分泌液や、粘膜の炎症やうっ血などで生じた物質、細菌、異物、
唾液などの混じったもので、せきとともに排出されます。呼吸器系に感染などの
病気がある証拠と考えられています。



【痰の絡む咳・絡まない咳】

●乾いた咳

乾いた咳はいわゆる「から咳」で、コンコン、ケンケンなどと表現されます。
一般に「上気道炎」つまりカゼの咳です。一般にこの乾いた咳は、
咳止め薬を用いて、辛い症状を抑えることが勧められます。


●痰のからんだ湿った咳

痰の絡んだ咳は、「下気道の病気」つまり気管支炎や肺炎などに多く、
ゴホンゴホンといった表現をされます。

咳は気道内の分泌物や異物を外に出すための生体の防御反応のひとつなので、
特に痰がたくさん出るような症状のときは、咳を無理に止めることによって
痰はもっと溜まってしまい、呼吸が苦しくなってしまいます。

痰の排出をとめるのはあまりよくない事ですが、咳き込みが激し過ぎて、
体力が消耗したり嘔吐してしまう場合などは、咳止めが必要な場合もあります。


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